前川　典子

５歳よりマリンバを始める。京都市立芸術大学音楽学部打楽器専修卒業。
1996年から2001年までドイツ国立カールスルーエ音楽大学に留学。
在学中、ドイツ・バーデン文化財団より奨学金を受ける。
ドイツ国家演奏家資格試験を特別優秀賞にて合格。同大学院、同大学院ソリスト科卒業。在学中より、作曲家の新曲発表に意欲的に参加。
1998年、ダルムシュタットの国際現代音楽夏期講習会にてラッヘンマンのアンテリオールをモデル演奏し、同年の秋吉台夏期音楽セミナーに招待され演奏、ラッヘンマン自身より「ラッヘンマンのプロフェッショナル」と絶賛される。
2002年には、フランス・ロリアンの音楽学校より招聘され、演奏旅行を行い、地元紙に大きく取り上げられる。
また、1998年、2002年に打楽器ソロリサイタル、2007年にはバッハを集めたマリンバリサイタル、2012年にはヴァイオリン奏者の西村祐可子とのデュオリサイタルの開催、またアマチュアのオーケストラや弦楽アンサンブルとの協演などソリストとしても意欲的に活動する他、広島響、岡山フィルや、大阪フィルをはじめとする在阪主要オーケストラの客演演奏家を務める。
現在は“地域に根ざした音楽”をモットーに、打楽器デュオ“NORI☆MAKI　DUO”やアンサンブル"ふぉあ"としても活動、また自身のSTUDIOでのコンサート企画・活動、高齢者のためのリズム教室、後進の指導など、演奏活動だけにとどまらず広範囲な音楽活動を展開している。
小川順子、久保田善則、故上埜孝、山本毅、ヨルク・バイヤー、中村功の各氏に師事。
大阪芸術大学非常勤講師、奈良県立高円高等学校音楽科打楽器非常勤講師、和歌山太陽保育園音楽非常勤講師、関西マリンバ協会会長。